つまり「世間」から見てまともじゃないのが悪党で「役人」から見てまともじゃないのが正義の味方ですね(笑)
いまさら押井守を褒めても仕方ないのですが、『スカイクロラ』のプロモで『攻殼機動隊SAC』や『パトレイバー2THE MOVIE』がヘビーローテされたので影響されてます。
もちろん『パトレイバー』としてどーか?とかキャラデザが原作からリープして全部押井化してるとか、信者ではないので受け入れにくい部分はあります。
作品自体も全部押井化してるのは諦めますが、拙者はこのくらいの『作り』が心地良い。
今回は『パトレイバー評』ではなく『押井評』なので。
このレベルだと複数同時視聴は苦しいかな(笑)
逆に言えば受け入れにくい部分を諦めさせるくらいよく出来てればそれは良作なのではないでしょーか。
映像も綺麗で雪が『建物の外』を降っているシーンが印象的。
『外』と言っても『物理的に仕切られてる外』じゃなくて『空間的に分かれた外』なんだけど…説明が分かりにくいですかね。
『障害物に当たらない雪』でも三重にするだけでこんなに変わるんだ、と素直に感心。
他にもヘリや機械、フィンなどとても丁寧でちょっと古いけど今見てもよく描けてると思います。(上からw)
でも最終的に一番引っ掛かるのはやっぱり「何故パトレイバーか」ってとこなんですよね(爆)
ちなみに『攻殼機動隊』に関しては原作を知らないので拙者にとっては押井版がオリジナルです。
【書くと読むとじゃ大違い】
↑に関連して毎度めんどくさいコラムです。
付いて来れない人はごめんなさい。
ぶっちゃけアニメに限らず政治、経済、人間関係など現実世界においても展開を「読む」ことはそんなに難しいことではないと思います。
距離感や求める精度にもよると思いますが、「どーなるか分からない」ことだらけでは生きていけませんよね。
でもそれを「書く」となると話は変わります。
物事や誰かをある方向に向かわせようと謀ります。
あんまり伏線を引いて縛ってもバレる可能性が高くなるので、ある程度は選択肢に幅を持たせる。
「道」と言うよりは「方向」へ誘導する手法です。
でもそれは「確率が高い」だけで「絶対」ではありません。
それにステップが増えるほど精度は落ちます。
結果、拙者はいろんなパターンに備える方が建設的だと思っています。
謀って疲れるし、気分も良くないしね。
つまりアニメに限らずストーリーの展開に『実現性』を求めてしまうってオハナシ。
めんどくさいこと書きそうだったけど意外とさっぱりまとまりました(笑)
【アニメのカテゴリー】
商業的には同じようにラインに乗り、視聴者的には同じように期待されますが、作り手側からすれば『完成品』ばかりでなく実験的なもの、やっつけ仕事、商業ベースのテンプレ量産品などイロイロなモノがあります。
実験的色合いが強いのはまだしも愛やロマンのない仕事はごめん被りたいものです。
【ワールドデストラクション〜世界撲滅の六人〜】
トッピーは古谷徹くま
ヤッピーが池田秀一ベア。
でわでわByeByePOOヽ(`▽´)/